ひめトレの使い方をわかりやすく解説!骨盤底筋群を使えるようにしよう!
「ひめトレの使い方があってるのか確認したい。」
「なかなか効果があらわれない。」
このような方へ、
- ひめトレの「正しい座り方」
- ひめトレを「始める前のストレッチ方法」
- ひめトレの「効果的な使い方」
などについて紹介します。
この記事を参考にしていただくと「骨盤底筋群 = こつばんていきんぐん」を意識しながらトレーニングを行う方法が分かり、
それを実践することで、骨盤底筋群が意識しやすくなり、骨盤底筋群が衰えることが原因で起こる症状「尿もれ・むくみ・冷え性・便秘・肌荒れ・太りやすくなる・ポッコリお腹・骨盤臓器脱(こつばんぞうきだつ)」などの改善・予防につながるはずです。
「骨盤底筋群について知らない方」や「ひめトレの効果・メリット・口コミなどについて詳しく知りたい方」は下記の記事をご覧ください。
記事の内容
ひめトレを使う前にご覧ください
ここでは、ひめトレをお使いになられる前に、
について紹介します。
ひめトレの効果に関わってきますので、ぜひご覧ください。
ひめトレの使用を控えたほうがよい方
ひめトレは非常にデリケートな部位を鍛えるため、下記のような方は使用をお控えください。
「子宮収縮 = しきゅうしゅうしゅく」や「会陰部 = えいんぶの充血」の原因になるおそれがあります。
産後3ヶ月間は安静にしておきましょう。
ひめトレに乗った時に痛い方は、前後左右に揺らして体重を移動させてみてください。痛みがとれた方は使用して大丈夫です。それでも痛い方は、ひめトレの平らな面を上向きにして座ってみてください。痛みがとれた方は使用して大丈夫です。それでも痛い方はご使用をお控えください。
また「生理痛・排尿痛 = はいにょうつう・排便痛 = はいべんつう・性交痛 = せいこうつう・肛門疾患 = こうもんしっかん・前立腺肥大症 = ぜんりつせんひだいしょう・会陰部の皮膚疾患」の症状がある方は、悪化するおそれがありますのでご使用をお控えください。
なお、使用中に痛くなりましたらすぐに中止してください。
ひめトレをはじめる前のストレッチ方法の紹介
ひめトレをお使いになられる前に、上半身の筋肉をほぐすストレッチを「30〜60秒」ほど行います。
激しいトレーニングを行うわけではありませんが、上半身の筋肉をほぐすことでカラダがリラックスし効果アップにつながります。
以上で「ひめトレをはじめる前のストレッチ方法の紹介」は終わりです。万が一のケガの予防にもなりますので必ず行なうようにしましょう。
ひめトレの正しい座り方
ここでは、ひめトレの正しい座り方について紹介します。間違った座り方をしてしまうと、効果が発揮されないばかりか骨盤底筋群を痛めてしまうおそれがありますので注意してください。
- ひめトレを椅子に対し平らな方を下にして縦向きに置く。
- ひめトレの上に座り前後左右に揺れて体重が均等に乗るようにする。
- 背筋を伸ばして少し座面の前の方に座る。背中が丸まらないようにする。
- 太ももを床に対してできる限り平行にし膝の角度を90度にする。
・椅子が高くて脚が床につかない時は、本などを床に置いて高さを調整してください。
・トレーニング中は背中が丸まりやすくなりますので、丸まらないように注意してください。
これがひめトレの基本的な座り方です。覚えてきましょう。
骨盤底筋群とは、骨盤の底についている筋肉で「姿勢を正しく保持する」「内臓を正しい位置に保持する」「排尿・排便のコントロール」など、重要な役割を持っている筋肉です。
ひめトレの使い方
ここでは、ひめトレの使い方を大きく2つに分けて計7種目紹介します。
まずは、骨盤底筋骨群が使えない方は骨盤底筋群を使えるようにするために活性化する必要があります。そのために「骨盤底筋群を使えるようにするエクササイズを3種目」行い、骨盤底筋群を使えるようにして、その感覚を身につけていただきます。
そして、これができるようになりましたら、カラダを動かした状態でも骨盤底筋群を使い続けられるようにするにするために「骨盤底筋群を使い続けられるようにするエクササイズを4種目」行います。
1日の使用時間の目安は約5分です。理想は朝と夜に1回づつ毎日行うことですが、はじめは、合間時間を見つけて1日に1回でいいですので、できる限り毎日続けられるように挑戦してみてください。
※1日に7種目全部を行う必要はありません。また、やりすぎると骨盤底筋群を痛めてしまうおそれがありますので、ご注意ください。
効果があらわれない方はこれができていないことが多いです。とても重要なところですので、しっかり意識して行うようにしてください。
ひめトレの使い方1「骨盤底筋群を使えるようにするエクササイズ」を3種目紹介
このエクササイズは、呼吸に焦点をあてた内容になります。呼吸を意識することで「骨盤底筋群 = こつばんていきんぐん」を効率よく活性化することができます。
一見地味なトレーニングに思われるかもしれませんが、呼吸を意識しながらトレーニングすることはとても大切なことです。これによって効果のあらわれ方が変わってきます。
腹式呼吸で骨盤底筋群を使えるようにするエクササイズ
・背中が丸まらないように注意する。
・カラダに力が入りすぎないように肩の力を抜いて行う。
「ほ〜」と息を吐いて骨盤底筋群を使えるようにするエクササイズ
・慣れないうちは短め(5秒)に息を吐き、慣れてきたら長め(10秒)に息を吐くようにする。
・最後までしっかり息を吐ききるようにする。
・ウエストが細くなるイメージで行う。
・息を長く吐こうとすると力が入り背中が丸まりやすくなりますので、背中が丸まらないように注意する。
「おっ」と短く小刻みに息を吐いて骨盤底筋群を使えるようにするエクササイズ
・背中が丸まらないように注意する。
・カラダに力が入りすぎないように肩の力を抜いて行う。
以上で「骨盤底筋群を使えるようにするエクササイズ」は終わりです。
まずはこのエクササイズを行い、骨盤底筋群が使えている感覚を身につけてください。
ひめトレの使い方2「骨盤底筋群を使い続けられるようにするエクササイズ」を4種目紹介
このエクササイズは、上半身を動かした状態でも「骨盤底筋群 = こつばんていきんぐん」を使い続けられるようにするためのものです。
手の平をあわせて両腕を上げ下げするエクササイズ
カラダのバランスが崩れないようにする。
手の平をあわせて両腕を上げて広げて下ろすを繰り返すエクササイズ
自然な呼吸を行いながら、両手を胸の前で合わせて → 天井に向かって腕を上げて → 手の平を外側に向けて → 肘を曲げて → 脇を締めながら腕を下ろす。これを5〜10回行う。
※常に骨盤底筋群を意識する。
カラダのバランスが崩れないようにする。
肋骨を締めるエクササイズ
お腹の横の筋肉「腹斜筋 = ふくしゃきん」も同時に活性化させることができる。
上半身を左右にひねるエクササイズ
カラダを右に回し → 息を吸いながらお腹を膨らませ → 息を吐きながらお腹を凹ませ → 正面に戻る、今度はカラダを左に回し、息を吸いながらお腹を膨らませ → 息を吐きながらお腹を凹ませ → 正面に戻る。これを右5〜10回・左5〜10回行う。
※常に骨盤底筋群を意識する。
お腹の横の筋肉「腹斜筋 = ふくしゃきん」も同時に活性化させることができる。
以上で「ひめトレの使い方」は終わりです。
最初は、骨盤底筋群を使っている感覚がわからないと思いますが、続けていくことで徐々に感覚がつかめてきますので、諦めずに頑張って続けてみてください。
またこのサイトでは「ひめトレを使わずに骨盤底筋群を活性化させるトレーニング方法」についても紹介しています。ひめトレを使わない分難易度は高くなりますが、興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ
ひめトレは非常にデリケートな部位をエクササイズする道具ですので「ひめトレの使用を控えたほうがよい方」の項目にあ当てはまる方は、使用を控えてください。
また、使用前にストレッチを行うと効果アップやケガの予防につながります。
そして、ひめトレを使用する際は、正しく座るようにしてください。全然難しいことではないですが、間違った座り方でエクササイズを行うと効果があらわれずらくなります。
エクササイズ内容はとても簡単で「約5分」で行うことができます。
長く続けることが大切ですので、合間時間を見つけて頑張って実践していただければと思います。※理想は朝と夜に1回づつ。