フレックスクッションの効果は？値段に見合う？口コミ代用品は？など
フレックスクッションは「骨盤や股関節まわりの筋肉をストレッチしやすくする」ための道具です。
もちろん個人差はありますが、フレックスクッションに座ると骨盤がキレイに立ちやすくなり、その状態でストレッチを行うと「筋肉が伸びやすくなる」など、効果アップにつながります。
カラダが硬い方はフレックスクッションに座るだけでも効果的です！
また、下記のとおり採用実績が豊富ですので、信頼できる道具だと言えます。
実際に私のパーソナルレッスンを受講されているお客様は、効果を実感されて自宅用に購入される方が多く、そして、満足されているばかりです。
しかし、フレックスクッションは値段が高いですので「それに見合う効果があるのか？」「買った後に後悔したくない」など、悩んでしまう方は多いはず。
そこでこの記事では、その悩みを少しでも払拭していただくために「フレックスクッションの効果・メリット・デメリット・口コミ・購入の際の注意点」などについて詳しく解説します。
「フレックスクッションは値段に見合うのか？自分には必要なのか？」少しでも参考にしていただければと思います。
記事の内容
骨盤について
フレックスクッションの効果やメリットを紹介する前に、ここでは骨盤について簡単に紹介します。
冒頭でもお伝えしましたが、フレックスクッションは骨盤に焦点をあてたエクササイズ道具です。
ですから、骨盤について少しでも知っておくと、自分にフレックスクッションが必要なのか？参考になると思います。
骨盤の歪みを改善したほうがいい理由
骨盤の歪みを改善したほうが良い理由は、骨盤が歪むと、
- 「猫背・反り腰・O脚・お尻がたれる・脚が短く見える」など姿勢が崩れる。
- 「腰痛・肩こり・股関節痛・冷え性・むくみ・下痢・便秘・肌荒れ・不妊・激しい生理痛・生理不順」などカラダに不調があらわれる。
原因になるからです。
骨盤は「カラダ全体のバランスをとる」「内臓を正しい位置に保つ」などの役割を持っています。
そのため、骨盤が歪むとその役割を果たせなくなり、カラダのバランスが崩れ・内蔵が下垂し内臓機能が低下し、上記でお伝えしたような症状につながるのです。
もちろん個人差はありますが、上記のような症状でお悩みの方は骨盤が歪んでいることが考えられますので、骨盤の歪みを改善することをオススメします。
自分の骨盤が歪んでいるのか分からない方は、次の項目「骨盤の歪みの確認方法」で紹介しますので、そちらをご覧ください。
補足※骨盤のゆがみが必ず腰痛・股関節痛・膝痛・肩こりなどカラダの痛みにつながるとは限りませんが、ゆがみが原因でカラダの痛みにつながることが多いです。ですから、極端に骨盤やカラダがゆがんでいる方はケアすることをオススメします。骨盤の歪みの確認方法
骨盤の歪みは主に「前傾・後傾・左右差」に分けることができます。
ここでは、骨盤の歪みを確認するために下記について紹介します。
あなたの骨盤の歪みがどれに当てはまるのか参考にしてください。
正しい骨盤の位置
正しい骨盤の位置は「ASIS」と「PSIS」を、横から見た時にASISの位置が少し（10度くらい）低い状態です。
※「ASIS」とは、正面から骨盤を見た時に腰あたりにある少し出っ張っている骨のこと。
※「PSIS」とは、背中側から骨盤を見た時に中央の横あたりにある少し出っ張っている骨のこと。（PSISの位置は少し分かりづらいですので、分からない方はパートナーの方などと一緒にご確認ください）
骨盤の前傾・後傾の確認方法
骨盤の前傾は、正しい骨盤の位置を基準に「ASISの位置がPSISより過剰に低い」状態です。
骨盤の後傾は、正しい骨盤の位置を基準に「ASISの位置がPSISより高い」状態です。骨盤の左右差の確認方法
骨盤の左右差は、正面から骨盤を見た時に「左右のASISの位置がずれている」状態です。
例えば、右が高く左が低い場合は、
- 右が後傾
- 左が前傾
- 左右とも前傾しており左がより前傾している
- 左右とも後傾しており右がより後傾している
などが考えられます。
骨盤の正しい位置を基準に鏡の前などで確認してみてください。
骨盤が歪む原因
骨盤が歪む主な原因は筋肉が硬くなることです。
骨盤にはたくさんの筋肉がついており、これらの筋肉が硬くなると骨盤が歪む原因になります。
例えば、前ももの筋肉が硬くなると骨盤が前側に歪んでしまう傾向にあります。（骨盤前傾）※骨盤が前傾すると反り腰やO脚、腰痛、脚の冷えむくみなどの原因になる
ですから、骨盤まわりの硬い筋肉を柔らかくすると骨盤の歪みの改善につながります。
以上で「骨盤について」は終わりです。
フレックスクッションの効果
冒頭でもお伝えしましたが、フレックスクッションの効果は「骨盤や股関節まわりの筋肉のストレッチがしやすくなる」ことです。
骨盤や股関節まわりの筋肉が凝り固まると、
- 思うようにストレッチのポーズがとれない。
- 無意識にカラダに力が入る。
- なかなか目的の筋肉が伸ばせない。
など、ストレッチ効果が下がる傾向にあります。
例えば、下記画像は裏ももの筋肉を伸ばすストレッチ種目なのですが、裏ももの筋肉が硬い方は床に座って脚を前に伸ばすと骨盤が後ろに傾いてしまう傾向にあります。
裏ももの筋肉をしっかりストレッチするには骨盤がキレイに立った状態で前屈をする必要がありますので、骨盤が後ろに傾いた状態で前屈をしても裏ももの筋肉をしっかりストレッチすることは難しいです。実際に行っていただければ分かると思います。
「左の画像 = 骨盤がキレイに立っている」「右の画像 = 骨盤が後ろに傾いている」
上記のように骨盤が後ろに倒れてしまう方は、フレックスクッションがオススメです！
フレックスクッションは座面が傾斜になっていますので、裏ももの筋肉が硬い方でも座るだけで簡単に骨盤をキレイに立たせることができます。そして、この状態で前屈をするとしっかり裏ももの筋肉を伸ばすことができるのです。
※最初は画像のようにカラダを前に倒せなくても、習慣化することで徐々に筋肉が柔らかくなり倒せるようになります。
他にも、内もも・お尻・脚のつけ根の筋肉のストレッチなど、骨盤がキレイに立った状態でストレッチを行わないと効果が下がる種目はたくさんあります。
私が担当しているピラティスのパーソナルレッスンでは、骨盤が歪んでいる方や股関節が硬い方には必ずフレックスクッションを使っています。
床だと思うようにストレッチが行えないのに、フレックスクッションに座ると骨盤がきれいに立ちストレッチがしやすくなりますので、ビックリされる方ばかりです。そして、自宅用に購入される方も多いです。
「骨盤まわりを柔らかくして姿勢やカラダの不調を改善したい、でも思うようにストレッチができない・思うように効果がでない」このような方は、フレックスクッションがオススメです。
フレックスクッションを使うメリット
ここでは、フレックスクッションを使うメリットを3つ紹介します。
１「ストレッチ効果のアップ」
1つ目のメリットは「ストレッチ効果のアップにつながる」です。
繰り返しになりますが、フレックスクッションを使うと骨盤まわりの筋肉のストレッチがしやすくなります。
ストレッチがしやすくなると「ストレッチのポーズがとりやすくなる、カラダに無駄な力が入りづらくなる」など、ストレッチ効果のアップにつながります。
２「ストレッチのバリエーションが増える」
2つ目のメリットは「ストレッチのバリエーションが増える」です。
例えば、下記画像はお尻の筋肉を伸ばすストレッチ種目なのですが、
床に座り → カラダの前で右脚を曲げて前屈をすると → お尻の右側の筋肉を伸ばすことができます。
この方法でもお尻の筋肉を伸ばすことはできますが、
下記画像のように右脚にフレックスクッションを敷いて行うと、ストレッチのバリエーションを増やすことができます。
カラダの歪み方などにより、人それぞれ伸びやすい種目伸びにくい種目があります。ですから、ストレッチのバリエーションが増えると選択肢が増え、やりやすい・伸びやすい種目を選んでストレッチが行えるようになりますので効果的です！
他にも、さまざまな使い方ができます。
「前もも・内もも・脚のつけ根」などなど。
３「骨盤と関係ない筋肉のストレッチもできる」
3つ目のメリットは「骨盤と関係ない筋肉のストレッチもできる」です。
例えば、下記画像のようにフレックスクッションの傾斜を利用すると、ふくらはぎのストレッチを行うことができます。
他にも「胸・腕・すね」など、使い方次第で骨盤と関係ない筋肉のストレッチが行えます。
- ふくらはぎやすねの筋肉が硬くなると「足の冷えむくみ」「足首が硬くなり、つまづきやすくなる・膝痛・股関痛・腰痛」
- 胸や腕の筋肉が硬くなると「巻き肩」「猫背」「肩こり・首こり」「ストレートネック」「腕の冷えむくみ」
などの原因になる。
下記の記事で、フレックスクッションの使い方を詳しく紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
以上で「フレックスクッションを使うメリット」は終わりです。
フレックスクッションのデメリット
フレックスクッションのデメリットは似た商品と比べると値段が高いことです。
| フレックスクッション | 10,780円（税込み） |
|---|---|
| 似た商品 | 2,000円〜4,000円 |
※似た商品はフレックスクッションの値段の半額以下で購入できます。
楽天やアマゾンのレビューを見ていただければ分かると思うのですが、フレックスクッションは「効果を感じるけど値段が高い」というように、効果より値段に不満を持たれている方が多いです。
私も購入前は値段が高いと思いました。
しかし、12年ほど前にフレックスクッションを購入して今でも問題なく使用できていますので、今は高いと思わないです。
もちろん使用頻度・使い方・保管の仕方によると思いますが、作りがしっかりとしているから12年も使用できているのだと思います。
実際に私が使っているフレックスクッションです。12年ほど使用していますが不具合などなく今でも問題なく使用できています。ストレッチをする時以外では、テレビを観る時・お化粧をする時などに使っています。（フローリングでも滑りません。）
とはいっても、少しでも値段をおさえたいお気持ちは分かりますので、下記に似た商品を3つ載せておきます。商品レビューなどを見て判断していただければと思います。
※私は似た商品を使用したことがありませんので、使用感や効果、耐久性などは比較することはできないです。
フレックスクッションの口コミ
「フレックスクッションの効果」のところでもお伝えしましたが、私が担当しているピラティスのパーソナルレッスンでは、骨盤が歪んでいる方や股関節が硬い方には、必ずフレックスクッションを使っています。そして、効果を実感されて自宅用に購入される方が多いです。
アマゾンや楽天の口コミでも「効果を感じられている方」「値段は高いけどオススメされている方」など、高評価がすごく多いです。
一方で、低評価はとても少ないです。少ない中でも「値段が高い」と感じている方が多い印象でした。
下記にアマゾンと楽天の口コミのリンク先を載せておきますので、直接確認したい方はこちらからどうぞ。
フレックスクッションを購入する際に注意すること
フレックスクッションの偽物などは聞いたことがありませんが「本物そっくりの偽物がある」という記事を見かけましたので、一応ご購入の際はお気をつけください。
フレックスクッションは「サンテプラス」という会社が製造しており、アマゾンで販売しています。
楽天でもフレックスクッションは販売されていますが、サンテプラスは販売しておらず「ゴールドジム」や「東急スポーツオアシス」などが販売しています。
ゴールドジムも東急スポーツオアシスも信頼できますので、偽物ではないと思いますが、心配な方は「アマゾンでサンテプラスが販売しているフレックスクッション」を購入すれば偽物を購入することはないはずです。※下記のアマゾンのリンクはサンテプラスのフレックスクッションです。
まとめ
この記事では、フレックスクッションの効果について紹介しました。
個人差はありますが、フレックスクッションに座ると、床に座った時に骨盤がキレイに立たない方でも、簡単に骨盤がキレイに立つようになり、効果的に効率よくストレッチが行えるようになります。
少し値段が高いと感じるかもしれませんが、私は12年以上使用しており、今も問題なく使用できています。使い方によると思いますが、しっかり作られているからこそ、長く使えているのだと思います。
本気で骨盤の歪みを改善して「スタイルを良くしたい方・歩き方をキレイにしたい方・腰痛・膝痛・股関節痛・冷え性・むくみなどの症状を改善したい方」などは、ぜひ購入してみてください。