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肘のストレッチ4選!スマホ肘の症状『だるい・痛い』を解消させよう!

(最終更新日:

肘のストレッチ

Aさん

パソコン作業中やスマホ操作中に肘がすぐにだるくなる、ひどい時は痛みがでる。改善する方法を知りたい。

肘まわりにはたくさん筋肉がついており、これらの筋肉が硬くなると肘のだるさ・疲労感・痛みの原因になります。※肘に痛みが出る症状のことを「テニス肘・ゴルフ肘・野球肘」と言います。最近は「スマホ肘」と言われたりもします。

ですから、肘のストレッチをして筋肉が柔らかくなると症状の改善につながります。

しかし、肘の筋肉が凝り固まっている方はストレッチをしてもなかなか柔らかくならず思うように効果を得られないケースがあります。

そのような方は「ストレッチのやり方が悪い」「肘に負担がかかりやすくなっている」などが考えられます。

そこでこの記事では、

  • 肘まわりの筋肉を柔らかくするストレッチ方法を4種目。
  • ストレッチ効果を上げる5つのポイント。
  • 肘の負担を減らす2つのこと。

などについて紹介します。

この記事を参考にしていただくと効果的に肘をストレッチする方法が分かり、それを実践することで肘まわりのだるさ・疲労感・痛みの改善・軽減につながるはずです。

また、肘まわりについている筋肉が硬くなると「巻き肩・猫背・肩こり・手が冷える」「肘・手首・腕の動きが悪くなる」などの原因にもなりますので、これらの症状でお悩みの方・改善予防したい方にもオススメです。

ぜひご覧ください!

注意! 肘まわりが腫れている方・痛みがひどい方などは、医療機関を受診されることをオススメします。

肘のストレッチとは?

肘のストレッチとは?

肘のストレッチとは、肘まわりについている筋肉を伸ばすことを言います。

肘まわりについている代表的な筋肉
  • 腕橈骨筋 = わんとうこつきん」肘まわりで最も代表的な筋肉
  • 短撓側手根伸筋 = たんとうそくしゅこんしんきん」肘の外側の痛みの原因となる代表的な筋肉
  • 円回内筋 = えんかいないきん」肘の内側の痛みの原因となる代表的な筋肉
腕橈骨筋・短撓側手根伸筋・円回内筋

※上記の3つの筋肉以外にも肘まわりにはたくさんの筋肉がついます。

肘のストレッチは、肘まわりの筋肉を伸ばすことが目的なのですが、肘まわりの筋肉は手首〜肘にかけてついている筋肉が多いため、手首のストレッチにもなります。

なお、この記事では「立って・椅子に座って・壁や床に手をついて」行う肘のストレッチ方法を強度別に4種目紹介していますので、家はもちろん「仕事中・休憩中・外出先」など、その場その場に合わせて自分に合う種目を選んで行うことができます。

下記のような方に肘のストレッチはオススメです。
  • スマホ肘「肘のだるさ・疲労感・痛み」を改善予防したい方。
  • 手の冷えを改善予防したい方
  • 肘や手首の動きを良くしたい方。
  • 巻き肩・猫背・肩こりを改善予防したい方。

なぜオススメなのか?理由を知りたい方は、記事の後半「肘のストレッチがオススメな方」のところで説明していますのでそちらをご覧ください。

肘のストレッチ効果を上げる5つのポイント

肘のストレッチ効果を上げる方法

肘のストレッチ方法を紹介する前に、ストレッチ効果を上げる5つのポイントについて紹介します。

上記のことを意識するだけで効果アップにつながりますので、思うような効果が得られない方、少しでも効果を上げたい・効率よくストレッチを行いたい方はぜひご覧ください。

1「深い呼吸をゆっくり繰り返す」

ストレッチ効果をアップさせるには、カラダをリラックスさせることが大切です。

そのために、深い呼吸をゆっくり繰り返すようにしてください。そうすることで「副交感神経 = ふくこうかんしんけい」の働きをうながすことができカラダがリラックスしやすくなります。

副交感神経とは? カラダがリラックスしている時に働く神経のことを言います。反対にカラダが活発な時に働く神経のことを「交感神経 = こうかんしんけい」と言います。

逆に呼吸を止めると血圧が上がり、浅く短い呼吸を行うと交感神経が働きやすくなりカラダがリラックスしにくくなります。

ですから、ストレッチ中は深い呼吸をゆっくり繰り返すようにしましょう!

2「痛気持ちいいを目安に筋肉を伸ばす」

反動をつけて筋肉を伸ばしたり、痛いのを我慢して筋肉を伸ばしたり、伸ばした分だけ筋肉が柔らかくなると思われている方が多いですが、それでは逆に筋肉が縮んでしまい伸びづらくなります。

このことを「伸張反射 = しんちょうはんしゃ」というのですが、筋肉にはセンサーみたいなものがあり、急に伸ばされたり痛いくらい伸ばされたりすると「筋肉が切れてしまう!」と感じ、逆に縮んでしまう性質を持っています。

ですから、筋肉は伸びているけど我慢するほど痛くない「痛気持ちいい」を目安に伸ばすようにしましょう!

3「15〜30秒キープする」

5秒程度筋肉を伸ばしてストレッチを終える方が多いですが、それでは筋肉の緊張が抜けきらず効果的とは言えません。

筋肉は15〜30秒伸ばし続けることで緊張が抜け伸びやすくなり、30秒以上伸ばしても効果にあまり差はないと言われています。

ですから、ストレッチのポーズをとってから15〜30秒キープするようにしましょう!

また、痛気持ちいい程度伸びた状態から数え始めるようにしてください。筋肉が伸びていない状態で数えはじめても15〜30秒キープしたことにはなりませんのでご注意ください。

4「肘まわりの筋肉の硬い部分を優先的に伸ばす」

筋肉の柔軟性のアンバランスな状態がカラダの不調やケガにつながりますので、肘まわりの筋肉の硬い部分を優先的に伸ばすと、筋肉の柔軟性が整いやすくなり効果的です。

肘まわりの硬い部分を優先的に伸ばす方法

肘のストレッチは大きく2通りあり、それぞれ伸びる場所が違います。

  • 手の平を外側に向けてストレッチをすると肘まわりの内側が伸びる。
  • 手の甲を外側に向けてストレッチをすると肘まわりの外側が伸びる。
手の平・手の甲を外側に向けて肘を伸ばすストレッチ

また、指先の角度を変えてストレッチをすると伸びる場所が変わります。

指先の角度を変えてストレッチ

以上のやり方で一通りストレッチを行い、最も硬い部分を優先的にストレッチしてみてください。

5「できる限り毎日する」

筋トレのように「週に2・3回を30〜60分」時間をかけて行うのではなく、1種目2種目だけでも毎日行うほうが効果的です。

お風呂上がりなどカラダが温かい時にストレッチをすると筋肉は伸びやすいですが、まずはあなたのやりやすいタイミング「出勤前・就寝前・休憩時間・合間時間・仕事終わり」などに行う習慣をつけることをオススメします。

以上で「肘のストレッチ効果を上げる5つのポイント」は終わりです。

ストレッチ効果を上げるために大切なことですので、ぜひ取り入れてみてください。

肘まわりを柔らかくするストレッチ方法を4種目紹介

肘まわりを柔らかくするストレッチ方法を4種目紹介

それでは、肘まわりの筋肉を柔らかくするストレッチ方法を4種目紹介します。

下記に「効果的にストレッチするためのポイント・頻度・タイミング」などについてまとめましたので、参考にしていただければと思います。

▼ 効果的にストレッチするためのポイント
※深い呼吸をゆっくり繰り返す。
※ストレッチのポーズをとって30秒キープする。
※痛気持ちいいを目安に筋肉を伸ばす。
※硬い部位を優先的に伸ばす。

▼ セット数

1回のストレッチで1〜3セットを目安にやりすぎない程度にする。ストレッチをやりすぎるとカラダを痛める原因になるので注意する。

▼ 種目数・頻度
肘まわりの筋肉が硬い方は1種目でもいいので、できる限り毎日する。この記事で紹介するストレッチを全部行う必要はありません。自分に合うストレッチを選んでやりすぎない程度に行う。

▼ タイミング
ライフスタイルに合わせてできる時にする。

▼ 注意事項
※肘まわりが腫れている方・痛みがひどい方は控える。
※ストレッチ中に気分や体調が悪くなったらすぐに中止する。
※ストレッチ後に現在かかえている症状が悪化したら以後控える。

▼ 補足
ストレッチ前に、肘や手首を動かして肘の状態を覚えておくと、ストレッチ後に効果があらわれたのか分かりやすくなる。

1「手を曲げる肘のストレッチ」

強度「★☆☆」

このストレッチは2つのやり方があります。

「手の甲を外側に向ける」主に肘の外側が伸びる
「手の平を外側に向ける」主に肘の内側が伸びる

インストラクター

どこでも行うことができますので「仕事中・休憩中・外出先」など、肘が疲れてきた時に手軽に行うことができます。

やり方「手の甲を外側に向ける」

右腕を前方へ伸ばし → 手の平を下に向け → 左手で右手をにぎり → 肘の外側の筋肉が伸びるように手の甲が外側を向くように手首を曲げ、適度に伸びるところで15〜30秒キープするこれを1〜3セット行う。左肘も同じように行う。

手の甲を外側に向けて手を曲げる肘のストレッチ

※肘が曲がらないように伸ばして行う。

※左手で右手を引き寄せる強さでストレッチ強度を調整する。

指先の角度を変えて、最も伸びる角度を優先的に伸ばす。

指先の角度を変えて最も伸びる角度を優先的に伸ばす

手をグーにして伸ばすとストレッチ強度が上がる。

手をグーにして伸ばす
やり方「手の平を外側に向ける」

右腕を前方へ伸ばし → 手の甲を下に向け → 左手で右手をにぎり → 肘の内側の筋肉が伸びるように手の平が外側を向くように手首を曲げ、適度に伸びるところで15〜30秒キープするこれを1〜3セット行う。左肘も同じように行う。

手の平を外側に向けて手を曲げる肘のストレッチ

※肘が曲がらないように伸ばして行う。

※左手で右手を引き寄せる強さでストレッチ強度を調整する。

指先の角度を変えて、最も伸びる角度を優先的に伸ばす。

指先の角度を変えて最も伸びる角度を優先的に伸ばす

2「手を使って肘のストレッチ」

強度「★★☆」
準備するもの「イス」

このストレッチは2つのやり方があります。

「手の甲を座面につける」主に肘の外側が伸びる
「手の平を座面につける」主に肘の内側が伸びる

インストラクター

オフィスワークの方など、肘が疲れてきた時に手軽に行うことができます。

やり方「手の甲を座面につける」

イスに浅めに座り → 両手の手の甲を座面につけ → 肘の外側の筋肉が伸びるように両手に体重を乗せ、適度に伸びるところで15〜30秒キープするこれを1〜3セット行う。

手の甲を座面につける肘のストレッチ

※肘が曲がらないように伸ばして行う。

※体重のかけ具合でストレッチ強度を調整する。

※指先の角度を変えて、最も伸びる角度を優先的に伸ばす。

※手をグーにして伸ばすとストレッチ強度が上がる。

やり方「手の平を座面につける」

イスに浅めに座り → 両手の手の平を座面につけ → 肘の内側の筋肉が伸びるように両手に体重を乗せ、適度に伸びるところで15〜30秒キープするこれを1〜3セット行う。

手の平を座面につける肘のストレッチ

※肘が曲がらないように伸ばして行う。

※体重のかけ具合でストレッチ強度を調整する。

※指先の角度を変えて、最も伸びる角度を優先的に伸ばす。

3「壁を使って肘のストレッチ」

強度「★★☆」

このストレッチは2つのやり方があります。

「手の甲を壁につける」主に肘の外側が伸びる
「手の平を壁につける」主に肘の内側が伸びる

インストラクター

休憩中や外出先など、肘が疲れてきた時に手軽に行うことができます。

やり方「手の甲を壁につける」

壁の前に立ち → 両腕を前方へ伸ばし → 両手の手の甲を壁につけ → 肘の外側の筋肉がのびるように腕に体重をかけ、適度に伸びるところで15〜30秒キープするこれを1〜3セット行う。

手の甲を壁につける肘のストレッチ

※肘が曲がらないように伸ばして行う。

※体重のかけ具合や手の位置でストレッチ強度を調整する。(手の位置を下にすると強度が下がる。)

※指先の角度を変えて、最も伸びる角度を優先的に伸ばす。

※手をグーにして伸ばすとストレッチ強度が上がる。

壁に手の甲をつけた時に痛い方は控えてください。
やり方「手の平を壁につける」

壁の前に立ち → 両腕を前方へ伸ばし → 両手の手の平を壁につけ → 肘の内側の筋肉がのびるように腕に体重をかけ、適度に伸びるところで15〜30秒キープするこれを1〜3セット行う。

手の平を壁につける肘のストレッチ

※肘が曲がらないように伸ばして行う。

※体重のかけ具合や手の位置でストレッチ強度を調整する。(手の位置を下にすると強度が下がる。)

※指先の角度を変えて、最も伸びる角度を優先的に伸ばす。

4「床で肘のストレッチ」

強度「★★☆」

このストレッチは2つのやり方があります。

「手の甲を床につける」主に肘の外側が伸びる
「手の平を床につける」主に肘の内側が伸びる

やり方「手の甲を床につける」

四つん這いになり → 両手の手の甲を床につき → 肘の外側の筋肉が伸びるように、お尻をかかとに近づけながら両手に体重を乗せ、適度に伸びるところで15〜30秒キープするこれを1〜3セット行う。左肘も同じように行う。

手の甲を床につける肘のストレッチ

※肘が曲がらないように伸ばして行う。

※体重のかけ具合や手の位置でストレッチ強度を調整する。

※指先の角度を変えて、最も伸びる角度を優先的に伸ばす。

※手をグーにして伸ばすとストレッチ強度が上がる。

片腕ずつ伸ばす方法もあります。※硬い方を優先して伸ばす。

手の甲を床につける肘のストレッチ「片腕ずつ伸ばす」
やり方「手の平を床につける」

四つん這いになり → 両手の手の平を床につき → 肘の内側の筋肉が伸びるように、お尻をかかとに近づけながら両手に体重を乗せ、適度に伸びるところで15〜30秒キープするこれを1〜3セット行う。左肘も同じように行う。

手の平を床につける肘のストレッチ

※肘が曲がらないように伸ばして行う。

※体重のかけ具合や手の位置でストレッチ強度を調整する。

※指先の角度を変えて、最も伸びる角度を優先的に伸ばす。

片腕ずつ伸ばす方法もあります。※硬い方を優先して伸ばす。

手の平を床につける肘のストレッチ「片腕ずつ伸ばす」

以上で「肘まわりを柔らかくするストレッチ方法の紹介」は終わりです。

ストレッチの後に「肘や手首が軽くなった・動きが良くなった・症状が軽減した」など効果を感じた方は習慣化できるように頑張ってください!

効果を感じなかった方は「ストレッチのやり方が悪い」「日常生活において肘に負担がかかりやすくなっている」などが考えられますので「肘のストレッチ効果を上げる5つのポイント」「肘の負担を減らす2つのこと」をご覧いただければと思います。

肘のストレッチがオススメな方

肘のストレッチ効果

肘のストレッチは下記のような方にオススメです。

ここでは、その理由について簡単に説明します。

理由を知った上で肘のストレッチを行いたい方はぜひご覧ください。

スマホ肘「肘のだるさ・疲労感・痛み」を改善予防したい方

スマホ肘「肘のだるさ・疲労感・痛み」を改善予防したい方は、肘のストレッチをして肘まわりの筋肉を柔らかくすることをオススメします。

その理由は、筋肉が硬くなると血管が圧迫されるなど、血液の流れが悪くなるからです。

血液の流れが悪くなると「酸素・栄養を与える」「二酸化炭素・老廃物を回収する」などの機能が低下します。

筋肉が硬くなると血管が圧迫されやすくなり栄養素や酸素をスムーズに運べなくなる

そうなると、その部分が疲労し重くだるくなり、そして、酷くなると痛みの原因になります。

ですから、肘のだるさ・疲労感・痛みでお悩みの方は肘まわりの筋肉が硬くなっていることが考えられますので、ストレッチをして柔らかくすると症状の改善予防につながります。

また、肘の痛みは、肘の外側が痛むケースと肘の内側が痛むケースがあり、

肘の外側が痛むケースは肘の外側に付いている筋肉が硬く、肘の内側が痛むケースは肘の内側についている筋肉が硬くなっている傾向にあります。

肘の外側が痛む時は肘の外側の筋肉が硬く・肘の内側が痛む時は肘の内側の筋肉が硬くなっている

※肘の外側が痛むことを「テニス肘」肘の内側が痛むことを「ゴルフ肘・野球肘」と言います。

ですから、肘の外側が痛む方は肘の外側の筋肉を優先的にの伸ばし、肘の内側が痛む方は肘の内側の筋肉を優先的に伸ばすと効果的です。

肘の外側の筋肉を伸ばすには → 手の甲を外側に向けてストレッチを行い、肘の内側を伸ばすには → 手の甲を内側に向けてストレッチを行います。

手の平・手の甲を外側に向けて肘を伸ばすストレッチ

このように、肘のどちらが痛いかによりストレッチのやり方を変えると効果的です。

しかし、肘のストレッチをしているのになかなか肘まわりの筋肉が柔らかくならず肘のだるさ・疲労感・痛みが改善されない方もいらっしゃいます。

そのような方は、日常生活において肘に負担がかかりやすい状態になっているからかもしれませんので、それを改善することが大切です。

詳しくは「肘の負担を減らす2つのこと」のところで説明していますので、そちらをご覧ください。

手の冷えを改善予防したい方

手の冷えを改善予防したい方は、肘まわりの筋肉が硬いことが考えられますので、肘のストレッチをして柔らかくすることをオススメします。

スマホ肘(肘のだるさ・疲労感・痛み)を改善予防したい方」のところでもお伝えしましたが、筋肉が硬くなると血液の流れが悪くなる傾向にあります。

肘には「橈骨動脈 = とうこつどうみゃく」という血管が通っているのですが、肘まわりの筋肉が硬くなると橈骨動脈が圧迫されやすくなります。

橈骨動脈

血液(動脈)は心臓から指先に向かって流れているため、橈骨動脈が圧迫されると肘から指先にかけて血液の流れが悪くなる傾向にあります。

圧迫される

血液は「酸素・栄養素」を運ぶ以外にも「熱エネルギー」を運ぶ役割も持っていますので、肘から指先にかけて血液の流れが悪くなると、熱エネルギーを指先までしっかり運ぶことができなくなり手が冷える原因になります。

手が冷える

ですから、手の冷えでお悩みの方は肘まわりの筋肉が硬くなっていることが考えられるため、肘のストレッチをすると手の冷えの改善が期待できます。

インストラクター

また、腕が冷えやすい方は胸・肩甲骨まわりの筋肉のストレッチもオススメです。

これらの筋肉が硬くなると腕から指先にかけて血液の流れが悪くなる傾向にあり、腕や手の冷えの原因になります。

下記の記事でそれぞれストレッチ方法について詳しく紹介していますので、腕や手の冷えでお悩みの方はぜひ実践してみてください。

肘・手首・腕の動きを良くしたい方

肘まわりの筋肉が硬くなると肘の動きが悪くなることは想像つくと思いますが、実は手首や腕の動きにも影響を与えてしまいます。

手首の動きが悪くなる理由は、肘まわりの筋肉は肘だけについているわけではなく手首や指先にもついているからです。

例えば「短撓側手根伸筋 = たんとうそくしゅこんしんきん」は、肘の外側から中指のつけ根にかけてついており「肘を伸ばす・手首を反らせる」などの働きを持っています。

短撓側手根伸筋は肘を伸ばす・手首を反らせる働きを持っている

他にも「長橈側手根伸筋 = ちょうとうそくしゅこんしんきん」や「総指伸筋 = そうししんきん」なども手首を動かす働きを持っています。

そのため、肘まわりの筋肉が硬くなると肘だけではなく手首の動きも悪くなることにつながります。

肩の動きが悪くなる理由は、肘まわりの筋肉は肩甲骨の動きに影響を与える筋肉「小胸筋 = しょうきょうきん」などと筋膜によりつながっているからです。

小胸筋
筋膜とは?

筋肉を包む膜のことを言います。筋膜はいくつか種類があり筋膜で繋がれている筋肉はお互いに影響を与えやすい関係性にあります。

肘まわりの筋肉の中でも特に「腕橈骨筋 = わんとうこつきん」が硬くなると小胸筋に影響を与えやすく、そうなると、肩甲骨の動きが悪くなる傾向にあります。

腕橈骨筋

そして、肩甲骨は肩関節と連動して腕を動かす働きを持っていますので、肩甲骨の動きが悪くなると腕の動きが悪くなることにつながります。

以上のように、肘まわりの筋肉が硬くなると肘だけではなく手首や腕の動きも悪くなる傾向にありますので、肘のストレッチをすると肘・手首・腕の動きを良くすることにつながります。

ですから、肩甲骨の動きが悪いことでお悩みの方は、肩甲骨のストレッチにプラスして肘のストレッチも試していただければと思います。

当サイトでは「肩甲骨のストレッチ方法」についても詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

肩甲骨のストレッチ方法はこちら

巻き肩・猫背・肩こりを改善予防したい方

巻き肩の主な原因は「胸・背中・腕」の筋肉が硬くなることが上げられますが、肘まわりの筋肉が原因で起こる、または関係しているケースもあります。

巻き肩とは?

腕が内側にねじれ肩が前に出てしまう姿勢のことを言います。

肘まわりの筋肉の中でも特に「腕橈骨筋 = わんとうこつきん」が関係しており、

この筋肉が硬くなると、

  • 腕が内側にねじれる傾向にある。
  • 巻き肩の原因となる、腕の筋肉「上腕二頭筋 = じょうわんにとうきん」や、胸の筋肉「小胸筋 = しょうきょうきん」に影響を与える。

などから、巻き肩の原因になります。

巻き肩

そして、巻き肩になると、肩甲骨が外側に開いてしまい → 背中が丸まる・首が前に出るなど猫背になり、猫背になると → 肩まわりの血流が悪くなる・負担が大きくなるなど肩こりの原因になります。

猫背・肩こり

ですから「胸・背中・腕」の筋肉をストレッチしているのに、巻き肩・猫背がなかなか改善しない方は、腕橈骨筋が硬いことが関係しているかもしれませんので、肘のストレッチを試してみることをオススメします。

そして「効果を感じた方・症状が軽減した方」は習慣化してみてください。

以上で「肘のストレッチがオススメな方」は終わりです。

ぜひ参考にしていただければと思います。

肘の負担を減らす2つのこと

肘の負担を減らす2つのこと

肘のストレッチを習慣化しても、肘に負担がかかりっぱなしの生活を送っていると肘のだるさ・疲労感・痛みを改善させるのは難しくなります。

ですから、できる限り肘に負担がかからないようにすることも大切です。

ここでは、肘の負担を減らすために行う2つのことを紹介します。

1「パソコン作業・スマートフォン操作をする際の手首に気をつける」

肘の負担を減らすために、パソコン作業やスマートフォンを操作をする際の手首に気をつけることが大切です。

パソコン作業でタイピングやマウスを操作する際の「手首が反った状態」や、スマートフォンを操作する際の「手首が親指側に曲がった状態」が長時間続くと肘に負担がかかりやすくなります。

手首が反った状態・手首が親指側に曲がった状態が長時間続くと肘に負担がかかりやすくなる

その理由は、肘まわりには手首から肘にかけてついている筋肉が多く手首の動きに大きく関わっているからです。

例えば「短撓側手根伸筋 = たんとうそくしゅこんしんきん」や「長橈側手根伸筋 = ちょうとうそくしゅこんしんきん」は手首を反らせる・手首を親指側に曲げる働きを持っており、手首が反った状態・親指側に曲がった状態が長時間続くと、疲れやすくなり肘への負担が大きくなります。

短撓側手根伸筋・長橈側手根伸筋・手首を反らせる・手首を親指側に曲げる

ですから、パソコン作業をする際はできる限り手首を反らさないように、スマートフォンを操作する際はできる限り手首を親指側に曲げないように気をつけると、肘への負担を減らすことができます。

また、長時間パソコン作業やスマートフォンを操作する際は、定期的に肘のストレッチを行い筋肉の緊張をとることも大切です。

2「姿勢を整える」

肘に限ったことではないのですが、姿勢が崩れるとカラダの不調やケガにつながります。

例えば、

  • 反り腰になると腰への負担が大きくなり → 腰痛
  • 猫背になると肩や首への負担が大きくなり → 肩こり・首こり
  • O脚になると膝への負担が大きくなり → 膝痛

などの原因になります。

他にも「足の冷え性・むくみ・股関節痛・足裏の痛み・坐骨神経痛・頭痛・呼吸が浅くなる」など様々な不調の原因になります。

また、スタイルにも大きな影響を与えます。

例えば、

  • 反り腰になると前ももへの負担が大きくなり → 太ももが太くなる
  • 猫背になるとお尻が下へ引っ張られ → お尻が垂れ下がる
  • O脚になるとお尻の横側が張り出し → お尻が大きくなる

などなど。

ですから、姿勢を整えることはとても大切です。

姿勢を整えるには、ストレッチ・マッサージ・筋トレなどを行う必要がありますが、その際に「ストレッチポール」を使うと効果的です。

ストレッチポールとは?

円柱の形をしたエクササイズ道具のことを言います。

ストレッチポール

ストレッチポールに仰向けに乗り股関節や肩甲骨などのエクササイズを行うと筋肉が緩み「姿勢改善・カラダが動かしやすくなる・肩こりなど慢性的な症状の軽減/改善・呼吸がしやすくなる・寝付きが良くなる」などの効果が期待できるとても便利な道具です。

ストレッチポールで股関節・肩甲骨のエクササイズ

また、一人で行うことができ1回の使用時間は10〜15分程度ですので、自宅で時間をかけることなくエクササイズを行うことができます。

下記の記事で「ストレッチポールの効果・メリット・デメリット・口コミ」などについて詳しくまとめていますので、姿勢を整えたい方・興味のある方はぜひご覧ください。

ストレッチポールの効果・メリット・デメリット・口コミについてはこちら
以上で「肘の負担を減らす2つのこと」は終わりです。

肘の負担を減らすために大切なことですので、ぜひ実践していただければと思います。

まとめ

肘のストレッチは、

※肘のだるさ・疲労感・痛みの改善予防したい方。
※手の冷えを改善予防したい方。
※肘・手首・腕の動かを良くしたい方。
※巻き肩・猫背・肩こりを改善予防したい方。

などにオススメです。

また、できる限り肘に負担がかからないように、

※パソコン作業・スマートフォン操作をする際の手首に気をつける。
※姿勢を整える。

ことも大切。

立って・椅子に座って・壁や床に手をついて」行える肘のストレッチ方法を4種目紹介していますので「家・仕事中・休憩中・外出先」など、その場その場に合わせて自分に合う種目を選んで行っていただければと思います。

ぜひ実践してみてください。

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