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胸のストレッチ6選『巻き肩・猫背・肩こりに効く』女性はバストアップ効果も!

(最終更新日:

胸のストレッチ方法

Aさん

「胸の筋肉が硬いせいか姿勢が悪い…肩も辛いし何とかしたい。」
「胸のストレッチをしているのになかなか改善しない。」

このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?

胸の筋肉は、胸から腕にかけてついているため硬くなると肩が前に出てしまい「猫背・肩こり」「女性はバストが下がって見える」などの原因になります。

ですから、胸のストレッチを行い胸の筋肉を柔らかくするとこれらの症状の改善予防が期待できます。

しかし、なかなか改善されない方もいらっしゃいます。

そのような方は「しっかり胸の筋肉を伸ばせていない」「症状の原因が胸の筋肉以外にある」などが考えられます。

そこでこの記事では、

  • 胸のストレッチ方法を6種目。
  • 胸のストレッチ効果を上げる5つのポイント。
  • 胸のストレッチ以外でオススメな方法。

などについて紹介します。

なお、胸の筋肉が硬くなると「腕の痛み・しびれ・冷え・腕の動きが悪くなる」などの原因にもなりますので、このような症状でお悩みの方・改善予防したい方にもオススメです。

ぜひご覧ください!

胸のストレッチとは?

胸のストレッチとは?

胸のストレッチとは、胸についている2つの筋肉を伸ばすことを言います。

胸についている2つの筋肉
  • 大胸筋 = だいきょうきん」胸全体についている大きい筋肉
  • 小胸筋 = しょうきょうきん」大胸筋の奥についている筋肉
大胸筋・小胸筋

この記事では「床・立って・寝ながら・椅子に座って」行える胸のストレッチ方法を6種目紹介していますので「仕事中・休憩時間・合間時間・出先・寝る前」など、様々なシチュエーションに合わせてストレッチ種目を選んで行うことができます。

胸のストレッチは下記のような方にオススメです。
  • 巻き肩・猫背を改善予防したい方。
  • 肩こり・首こりを改善予防したい方。
  • バストのトップを上げたい方。(※バストが大きくなるわけではありません。)
  • 腕の動きを良くしたい方。
  • 腕の痛み・しびれ・冷えを改善予防したい方。

などなど。

なぜオススメなのか?理由を知りたい方は「胸のストレッチがオススメな方 + 他にオススメな方法」のところで説明していますので、そちらをご覧ください。

また、上記の症状の原因は胸の筋肉が硬くなることだけとは限りませんので、胸のストレッチ以外にオススメな方法についても紹介しています。ぜひ参考にしていただければと思います。

胸のストレッチ効果を上げる5つのポイント

胸のストレッチ効果を上げる5つのポイント

胸のストレッチ方法を紹介する前に、胸のストレッチ効果を上げる5つのポイントについて紹介します。

思うように効果が得られない方、効率よく・効果的にストレッチを行いたい方はぜひご覧ください。

1「深い呼吸をゆっくり繰り返す」

ストレッチ効果をアップさせるには、カラダをリラックスさせることが大切です。

そのために、深い呼吸をゆっくり繰り返すようにしてください。そうすることで「副交感神経 = ふくこうかんしんけい」の働きをうながすことができカラダがリラックスしやすくなります。

副交感神経とは? カラダがリラックスしている時に働く神経のことを言います。反対にカラダが活発な時に働く神経のことを「交感神経 = こうかんしんけい」と言います。

逆に呼吸を止めると血圧が上がり、浅く短い呼吸を行うと交感神経が働きやすくなりカラダがリラックスしにくくなります。

ですから、ストレッチ中は深い呼吸をゆっくり繰り返すようにしましょう!

2「痛気持ちいいを目安に筋肉を伸ばす」

反動をつけて筋肉を伸ばしたり、痛いのを我慢して筋肉を伸ばしたり、伸ばした分だけ筋肉が柔らかくなると思われている方が多いですが、それでは逆に筋肉が縮んでしまい伸びづらくなります。

このことを「伸張反射 = しんちょうはんしゃ」というのですが、筋肉にはセンサーみたいなものがあり、急に伸ばされたり痛いくらい伸ばされたりすると「筋肉が切れてしまう!」と感じ、逆に縮んでしまう性質を持っています。

ですから、筋肉は伸びているけど我慢するほど痛くない「痛気持ちいい」を目安に伸ばすようにしましょう!

3「15〜30秒キープする」

5秒程度筋肉を伸ばしてストレッチを終える方が多いですが、それでは筋肉の緊張が抜けきらず効果的とは言えません。

筋肉は15〜30秒伸ばし続けることで緊張が抜け伸びやすくなり、30秒以上伸ばしても効果にあまり差はないと言われています。

ですから、ストレッチのポーズをとってから15〜30秒キープするようにしましょう!

また、痛気持ちいい程度伸びた状態から数え始めるようにしてください。筋肉が伸びていない状態で数えはじめても15〜30秒キープしたことにはなりませんのでご注意ください。

4「胸の筋肉の硬い部分を優先的にストレッチする」

筋肉の柔軟性のアンバランスな状態がカラダの不調やケガにつながりますので、胸の筋肉の硬い部分を優先的に伸ばすと筋肉の柔軟性が整いやすくなり効果的です。

硬い部分を優先的に伸ばす方法

基本的に胸のストレッチは、腕を横に広げた状態でキープして伸ばします。

胸のストレッチは腕を横に広げた状態でキープする

その際に手の位置を「横・上・下」3つの方向に分けてストレッチを行うと、胸の筋肉全体を伸ばせるようになります。

「横・上・下」3つの方向に分けてストレッチを行うと胸の筋肉全体を伸ばせる

そして、この3方向の中で「最もストレッチ後に腕が軽くなった・姿勢が良くなった・症状が軽減したなど効果を感じた」「最も硬いと感じた」方向を優先的にストレッチを行うと筋肉の柔軟性が整いやすくなり効果的です。

5「できる限り毎日する」

筋トレのように「週に2・3回を30〜60分」時間をかけて行うのではなく、1種目2種目だけでも毎日行うほうが効果的です。

お風呂上がりなどカラダが温かい時にストレッチを行うと筋肉は伸びやすいですが、まずはあなたのやりやすいタイミング「出勤前・就寝前・休憩時間・合間時間・仕事終わり」などに行う習慣をつけることをオススメします。

以上で「胸のストレッチ効果を上げる5つのポイント」は終わりです。

単純なことのように感じるかもしれませんが、ストレッチ効果を上げるためにすごく大切なことですので、ぜひ取り入れてみてください。

胸のストレッチ方法を6種目紹介

胸のストレッチ方法を6種目紹介

それでは、胸のストレッチ方法6種目紹介します。

下記に「効果的にストレッチするためのポイント・頻度・タイミング」などについてまとめましたので、参考にしていただければと思います。

▼ 効果的にストレッチするためのポイント
※深い呼吸をゆっくり繰り返す。
※ストレッチのポーズをとって約30秒キープする。
※痛気持ちいいを目安に筋肉を伸ばす。
※硬い部位を優先的に伸ばす。

▼ セット数

1回のストレッチで1〜3セットを目安にやりすぎない程度行う。ストレッチをやりすぎるとカラダを痛める原因になるので注意する。

▼ 種目数・頻度
胸の筋肉が硬い方は1種目でもいいので、できる限り毎日行う。この記事で紹介するストレッチを全部行う必要はありません。自分に合うストレッチを選んでやりすぎない程度に行う。

▼ タイミング
ライフスタイルに合わせてできる時に行う。

▼ 注意事項
※ストレッチ中に気分や体調が悪くなったらすぐに中止する。
※ストレッチ後に現在かかえている症状が悪化したら以後控える。

▼ 補足
ストレッチ前に、腕を回すなどしてカラダの状態を覚えておくと、ストレッチ後に効果があらわれたのか分かりやすくなる。

1「立って胸のストレッチ1」

強度「★☆☆」
やり方

立って → 背中側で手を組み、手の甲を外側に向け → 胸が伸びるように手を上げ、適度に伸びるところで15〜30秒キープする。これを1〜3セット行う。

立って胸のストレッチ1

※左右の肩甲骨を寄せるイメージで行う。

※手を上げる高さでストレッチ強度を調整する。

椅子に座って行うこともできます。オフィスワーク・パソコン作業中などに肩・首などが辛い時にオススメです。

椅子に座って立って胸のストレッチ

2「立って胸のストレッチ2」

強度「★☆☆」
やり方

壁の左側に立ち → 右腕を後方の横に伸ばし、手のひらを壁につけ → 右側の胸が伸びるように上半身を左にひねり、適度に伸びるところで15〜30秒キープする。これを1〜3セット行う。同じように左側の胸も行う。

立って胸のストレッチ2

※壁についた手の位置は肩の高さ(横)にして指先を後ろに向ける。

※上半身のひねり具合でストレッチ強度を調整する。

手の位置を「横・上・下」3方向行い、最も硬い方向を優先的に行う。

手の位置を「横・上・下」3方向行い最も硬い歩行を優先的に行う

※手の位置を上にする時は指先を上に向け、下にする時は指先を下に向ける。

※手の位置が「肩の高さの時は胸の中部・上の時は胸の下部・下の時は胸の上部」が伸びる。

※手の位置を上にすると「小胸筋」が伸びやすくなる。

3「立って胸のストレッチ3」

強度「★★☆」
やり方

壁の左側に立ち → 右腕を後方の横に伸ばし、腕全部を壁につけ → 右側の胸が伸びるように上半身を左にひねり、適度に伸びるところで15〜30秒キープする。これを1〜3セット行う。同じように左側の胸も行う。

立って胸のストレッチ3

※壁についた手の位置は肩の高さ(横)にして指先を後ろに向ける。

※上半身のひねり具合でストレッチ強度を調整する。

手の位置を「横・上・下」3方向行い、最も硬い方向を優先的に行う。

手の位置を「横・上・下」3方向行い最も硬い歩行を優先的に行う

※手の位置を上にする時は指先を上に向け、下にする時は指先を下に向ける。

※手の位置が「肩の高さの時は胸の中部・上の時は胸の下部・下の時は胸の上部」が伸びる。

※手の位置を上にすると「小胸筋」が伸びやすくなる。

「小指を壁につける・肘を曲げる」やり方もあります。やりやすいやり方で行ってください。

「小指を壁につける・肘を曲げる」やり方もあります

4「寝ながら胸のストレッチ」

強度「★☆☆」
やり方

仰向けになり → 右膝を曲げ、下半身を左にひねり → 右腕を天井に向けて上げ → 右側の胸が伸びるように右腕を横に下ろし、適度に伸びるところで15〜30秒キープする。これを1〜3セット行う。同じように左側の胸も行う。

寝ながら胸のストレッチ

※左手で右膝を抑えて、下半身を左にひねった状態で行う。

※腕の下ろす距離や下半身のひねり具合でストレッチ強度を調整する。

手の位置を「横・上・下」3方向行い、最も硬い方向を優先的に行う。

手の位置を「横・上・下」3方向行い最も硬い歩行を優先的に行う

※手の位置が「肩の高さの時は胸の中部・上の時は胸の下部・下の時は胸の上部」が伸びる。

※手の位置を上にすると「小胸筋」が伸びやすくなる。

5「床で胸のストレッチ」

やり方
強度「★★☆」

四つん這いになり → 右腕を横に伸ばし → 右側の胸が伸びるように右肩を床に近づけて体重をかけ、適度に伸びるところで15〜30秒キープする。これを1〜3セット行う。同じように左側の胸も行う。

床で胸のストレッチ

※手の位置を「横・上・下」3方向行い、最も硬い方向を優先的に行う。

※体重のかけ具合でストレッチ強度を調整する。

手の位置を「横・上・下」3方向行い、最も硬い方向を優先的に行う。

手の位置を「横・上・下」3方向行い最も硬い歩行を優先的に行う

※手の位置が「肩の高さの時は胸の中部・上の時は胸の下部・下の時は胸の上部」が伸びる。

※手の位置を上にすると「小胸筋」が伸びやすくなる。

6「椅子を使って胸のストレッチ」

強度「★★★」
用意するもの「椅子」
やり方

椅子の左側で四つんばいになり → 右腕を椅子の座面に乗せて → 右側の胸が伸びるように、上半身を床に近づけて体重をかけ、適度に伸びるところで15〜30秒キープする。これを1〜3セット行う。同じように左側の胸も行う。

椅子を使って胸のストレッチ

※左手でカラダを支える。

※体重のかけ具合でストレッチ強度を調整する。

手の位置を「横・上・下」3方向行い、最も硬い方向を優先的に行う。

手の位置を「横・上・下」3方向行い、最も硬い方向を優先的に行う

※手の位置が「肩の高さの時は胸の中部・上の時は胸の下部・下の時は胸の上部」が伸びる。

※手の位置を上にすると「小胸筋」が伸びやすくなる。

以上で「胸のストレッチ方法の紹介」は終わりです。

ストレッチ後に「腕が動かしやすくなった・カラダが軽くなった・症状が軽減した」など効果を感じましたら、頑張って続けてみてください。

一方で思うように効果を得られない方は「ストレッチのやり方が悪い」「胸の筋肉以外に原因ある」などが考えられますので、

をご覧ください。

胸のストレッチがオススメな方 + 他にオススメな方法

胸のストレッチがオススメな方 + 他にオススメな方法

冒頭でもお伝えしましたが、胸のストレッチは下記のような方にオススメです。

ここでは、なぜオススメなのか?その理由と、上記の症状は胸の筋肉が硬くなることだけが原因とは限りませんので、他にオススメな方法について紹介します。

「理由を知った上で胸のストレッチを行いたい方・胸のストレッチを習慣化しているのになかなか症状が改善されない方」などはぜひご覧ください。

巻き肩・猫背を改善予防したい方

巻き肩・猫背を改善予防したい方は胸のストレッチがオススメです。

胸の筋肉「大胸筋 = だいきょうきん」と「小胸筋 = しょうきょうきん」は、巻き肩・猫背の原因となる筋肉として有名です。

巻き肩とは?

腕が内側にねじれ肩が前に出てしまう不良姿勢のこと。

巻き肩

大胸筋は「胸だけではなく腕の骨」にもついており、小胸筋は「胸だけではなく肩甲骨の前」にもついています。

大胸筋は胸と腕・小胸筋と肩甲骨についている

※大胸筋は「胸の中心部」から「腕の骨の前側」にかけてついている筋肉。

※小胸筋は「肋骨の前側」から「肩甲骨の前側」にかけてついている筋肉。

そのため、これらの筋肉が硬くなり縮んでしまうと、腕や肩が胸の中心部へ引っ張られてしまう傾向にあり、そうなると、腕が内側にねじれ肩が前方に出てしまい巻き肩の原因になります。

そして、巻き肩になると肩甲骨の位置が外側にずれ → 背骨が歪み → 頭が前に出て → 猫背の原因にもなります。

猫背・正しい姿勢

ですから、胸のストレッチを行い大胸筋や小胸筋が柔らかくなると、巻き肩・猫背の改善予防につながります。

インストラクター

また、背中や二の腕の筋肉が硬くなる・肩甲骨まわりの筋肉が弱くなることも巻き肩や猫背の原因になりますので「背中・二の腕のストレッチ」「肩甲骨の筋トレ」もオススメ。

背中の筋肉「広背筋 = こうはいきん」は、大胸筋と同じで腕の骨についており、二の腕の筋肉「上腕二頭筋 = じょうわんにとうきん」は、小胸筋と同じで肩甲骨の前側についており、これらの筋肉が硬くなると、大胸筋や小胸筋と同じように腕が内側にねじれ肩が前方に出てしまい巻き肩の原因になります。

広背筋は腕の骨・上腕二頭筋は肩甲骨についている

肩甲骨まわりの筋肉「菱形筋 = りょうけいきん」は、肩甲骨を寄せる働きを持っているため、この筋肉が衰えると肩甲骨が外側に開きやすくなり巻き肩・猫背の原因になります。

菱形筋が弱くなると肩甲骨が外側に開きやすくなる

下記の記事で、それぞれストレッチと筋トレ方法について詳しく紹介していますので、胸のストレッチを行っているのになかなか巻き肩・猫背が改善せれない方や、効率よく巻き肩・猫背を改善したい方は、一度試してみてください。

そして、効果を感じる方法がありましたらその方法を習慣化してみてください。

肩こり・首こりを改善予防したい方

肩こり・首こりを改善予防したい方は、胸のストレッチがオススメです。

巻き肩・猫背を改善予防したい方」のところでもお伝えしましたが、胸の筋肉が硬くなると巻き肩・猫背の原因になります。

そして、巻き肩・猫背になると日常生活において、首の後ろ側から肩にかけてついている筋肉「僧帽筋 = そうぼうきん」や「肩甲挙筋 = けんこうきょきん」への負担が大きくなり → 血行が悪くなり → 疲労物質が溜まり肩こり・首こりの原因になります。

僧帽筋・肩甲挙筋が硬くなると肩こりになる

ですから、胸のストレッチを行い巻き肩・猫背が改善すると、肩こり・首こりの改善予防にもつながります。

しかし、巻き肩・猫背は胸の筋肉が硬いことだけが原因とは限りません。他にも原因となる筋肉はたくさんあります。

詳しくは「巻き肩・猫背を改善予防したい方」のところで説明していますので、そちらをご覧ください。

バストのトップを上げたい方

バストのトップを上げたい方は、胸のストレッチがオススメです。

巻き肩・猫背を改善予防したい方」のところでもお伝えしましたが、胸の筋肉が硬くなると巻き肩・猫背の原因になります。

そして、巻き肩・猫背になると胸が張りづらくなり → バストのトップが下を向いてしまい → バストが下がって見える原因になります。

胸のトップが下を向いてしまう

ですから、胸のストレッチを行い巻き肩・猫背が改善すると、バストのトップが下を向いてしまうのを改善することができます。※バストが大きくなるわけではありません。

しかし、何度もお伝えしていますが、巻き肩・猫背は胸の筋肉が硬いことだけが原因とは限りません。他にも原因となる筋肉はたくさんあります。

詳しくは「巻き肩・猫背を改善予防したい方」のところで説明していますので、そちらをご覧ください。

また、姿勢が崩れると「お尻が垂れて見える・脚が短く見える」などの原因になります。このようなことでお悩みの方は裏もものストレッチがオススメです。下記の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

裏もものストレッチはこちら

腕の動きを良くしたい方

腕の動きを良くしたい方は、胸のストレッチがオススメです。

  • 胸の筋肉「大胸筋 = だいきょうきん」は、腕を内側に閉じる・腕を内側にねじる・腕を下ろすなど、腕を動かす働きをもっており、
  • 小胸筋 = しょうきょうきん」は、肩甲骨を下げるような働きを持っており、肩甲骨は肩の関節と連動して腕を動かしていますので、

大胸筋や小胸筋が硬くなると腕の動きが悪くなる原因になります。

ですから、胸のストレッチを行い大胸筋や小胸筋が柔らかくなると、腕の動きが良くなることにつながります。

インストラクター

また、腕の動きに関わっている筋肉は「二の腕・肩・背中・肩甲骨まわり」の筋肉などたくさんあり、硬くなると腕の動きが悪くなる傾向にありますので、これらの筋肉のストレッチもオススメです。

下記の記事でストレッチ方法について詳しく紹介していますので、胸のストレッチを行っているのになかなか腕の動きが改善せれない方や、効率よく腕の動きを改善したい方は、一度一通り試してみてください。

そして「最も硬いと感じた筋肉・腕が軽くなった動かしやすくなったなど効果を感じた筋肉」を優先的にストレッチを行うと効果的です。

腕の痛み・しびれ・冷えを改善予防したい方

腕の痛み・しびれ・冷えを改善予防したい方は、胸のストレッチがオススメです。

腕に痛みやしびれがあらわれる症状のことを「小胸筋症候群 = しょうきょうきんしょうこうぐん」というのですが、症状名からわかるように、胸の筋肉「小胸筋 = しょうきょうきん」が硬くなることが原因で起こります。

小胸筋が硬くなると、小胸筋の奥側を通っている「腕神経叢 = わんしんけいそう」や「腋窩動脈 = えきかどうみゃく」などが圧迫されやすくなり、そうなると、肩や腕などに痛みやしびれの症状があらわれてしまいます。※特に腕を上げた時に症状があらわれやすい傾向にある。

小胸筋症候群 = しょうきょうきんしょうこうぐん

また、腋窩動脈が圧迫されると血液の供給が鈍くなり、その先へ熱エネルギーが届きづらくなるため手や腕の冷えの原因にもなります。

ですから、胸のストレッチを行い小胸筋が柔らかくなると腕の痛み・しびれ・冷えの改善予防につながります。

なお、首の筋肉「斜角筋 = しゃかくきん」が硬くなることが原因で起こるケースもあります。※斜角筋が原因で症状があわわれると「斜角筋症候群 = しゃかくきんしょうこうぐん」と言います。

下記の記事で首のストレッチ方法について詳しく紹介していますので、胸のストレッチを行っているのになかなか腕の痛み・しびれ・冷えが改善せれない方や、効率よく腕の痛み・しびれ・冷えを改善したい方は、一度試してみてください。

首のストレッチ方法はこちら

以上で「胸のストレッチがオススメな方 + 他にオススメな方法」は終わりです。

上記のような症状でお悩みの方は胸のストレッチを習慣化すると改善予防につながります。

しかし、上記でお伝えした通り胸の筋肉以外にも症状の原因となる筋肉はありますので、その筋肉のケアを行うことも大切です。

なお「忙しくてなかなかストレッチを習慣化できない方やストレッチを習慣化しているのに思うような効果が得られない方」は「ストレッチポール」がオススメです。

ストレッチポールとは、巻き肩・猫背など不良姿勢を改善することを目的として作られたエクササイズ道具のことを言います。姿勢が改善されるとカラダの不調の軽減改善につながります。

詳しくは、次の項目「症状が改善しない方・ストレッチを習慣化できない方はストレッチポールがオススメ」で説明していますので、そちらご覧ください。

症状が改善しない方・ストレッチを習慣化できない方はストレッチポールがオススメ

症状が改善しない方・ストレッチを習慣化できない方はストレッチポールがオススメ
  • ストレッチを習慣化しているのになかなか思うように効果があらわれない。
  • 症状を改善するためにやらないといけないストレッチが多すぎてなかなか習慣化できない。
  • もっと手軽に効率よく効果的にストレッチをしたい。

このような方は「ストレッチポール」がオススメです。

ストレッチポールとは?

円柱の形をしたエクササイズ道具のことを言います。

ストレッチポール

姿勢を改善する・整える」ことを目的に作られたとても便利な道具です。

なぜ「姿勢を改善する・整える」ことを目的にしているのかというと、姿勢が崩れると様々な症状の原因になるからです。

例えば、

  • 反り腰になると腰への負担が大きくなり → 腰痛
  • 猫背になると肩や首への負担が大きくなり → 肩こり・首こり
  • O脚になると膝への負担が大きくなり → 膝痛

などの原因になります。

他にも「足の冷え性・むくみ・股関節痛・足裏の痛み・坐骨神経痛・頭痛・呼吸が浅くなる」など様々な不調の原因になります。

また、スタイルにも大きな影響を与えます。

例えば、

  • 反り腰になると前ももへの負担が大きくなり → 太ももが太くなる
  • 猫背になるとお尻が下へ引っ張られ → お尻が垂れ下がる
  • O脚になるとお尻の横側が張り出し → お尻が大きくなる

などなど。

ですから、姿勢を整えることはとても大切です。

基本的にストレッチポールは下記画像のように仰向けに乗って使用するのですが、その状態で股関節や肩甲骨などのエクササイズを行うと筋肉が緩み「姿勢改善・カラダが動かしやすくなる・呼吸がしやすくなる・寝付きが良くなる」などの効果が期待でき「肩こり・腰痛など慢性的な症状の軽減・改善」「睡眠の質が上がる」などにつながります。

ストレッチポールで股関節・肩甲骨のエクササイズ

また、一人で行うことができ1回の使用時間は10〜15分程度ですので、自宅で時間をかけることなくエクササイズを行うことができます。ただ仰向けに乗るだけでも効果を感じる方もいらっしゃいます。

下記の記事で「ストレッチポールの効果・メリット・デメリット・口コミ」などについて詳しくまとめていますので、姿勢を整えたい方・興味のある方はぜひご覧ください!

ストレッチポールの効果・メリット・デメリット・口コミについてはこちら

まとめ

この記事では「床・立って・寝ながら・椅子に座って」行える胸のストレッチ方法を6種目紹介しました。

仕事中・休憩時間・合間時間・出先・寝る前」など、様々なシュチュエーションに合わせて自分に合うストレッチ種目を選んで行っていただければと思います。

また、胸のストレッチは、

※巻き肩・猫背を改善予防したい方。
※肩こり・首こりを改善予防したい方。
※バストのトップを上げたい方。
※腕の動きを良くしたい方。
※腕の痛み・しびれ・冷えを改善予防したい方。

などにオススメです。

習慣化することで改善予防の効果が期待できます。

しかし、上記の症状の原因は胸の筋肉が硬くなることだけとは限りませんで、胸のストレッチを習慣化しているのになかなか効果が得られない方は、原因となり得る他の筋肉のケアを行うことも大切です。

ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。

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